2005年2月27日

私の前の窓の外で、粉雪が風にあおられて、45度の角度で降っているのが見えます。根雪は、また新しい粉雪で覆われ、ミュンヘン全体が粉砂糖を吹きかけられたようになっております。路上に停めた車は、雪に埋まって白い小山になってしまいました。ここ数週間のミュンヘンの天気を見る限り、あまり地球温暖化という言葉は思い浮かびませんが、気象学者によると、寒さと暑さの急激な変化も、地球温暖化の特徴だということです。


しかしようやく明るい時間が長くなってきており、目を閉じると、イタリアの田園風景と、ベージュ色の古い農家の建物が脳裏に浮かんできます。バールのエスプレッソの芳香とともに。